皆様方には、平素から格別のご愛顧を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
1977年の創業から47年、時代は昭和から平成、令和へと移り変わり、我が国を取り巻く環境もめまぐるしく変化しました。
「建築は文化形成の礎-ISHIZUE-」をモットーに、将来を見つめ、高く評価され、愛され、次の世代に受け継がれる建物を創り上げるため、弊社は創業以来一貫して、「ものづくり」という言葉にこだわり続けて参りました。幼い頃から工作・お絵描き大好きだった私が、竹ぼうき1本と長靴1足から始めた「ものづくり」。我武者羅に、創意工夫と心遣いに徹し、一心不乱に妥協なく、真剣にものづりに向き合う日々は、これからも変わることはございません。
私共は、「ものづくり」という言葉の持つ意味を常に考え、技術の研究開発により一層注力すると共に、お客様の立場で良きパートナーとして、そして会社の成長を通じて社会に貢献できる企業となるよう研鑽を重ねて参りたいと存じます。
今後とも倍旧の御愛顧、御引立て、そして私たちの“ものづくり”への御支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
代表取締役社長 工 学 修 士 |
平素は特段のご芳情を賜り心より感謝申し上げます。
さて、令和という新しい時代が到来し、建築に関しても、スクラップ・アンド・ビルド型の社会は終焉を迎え、長寿命化を視野に入れて付き合い方や、良質な建築ストックの重要性も認知されるようになりました。
そして、特に昨今の技術革新は目覚ましく、建築分野でも様々な新技術が活用されるようになり、ICT化・プレファブ化・システム化など、私たちの携わる「ものづくり」にも大きな影響を与えて参りました。
ただ、やはり感じるのは「ものづくり」とは、クラシカルであり、ローカルであり、そして人の手、心なくしては成し得ないものであるということです。
時が流れる中で、変わるべきものもあれば、変わり得ないものもある。創業以来、建築を単なるビジネスとして捉えるのではなく、真面目に「ものづくり」に向き合い、創り上げるという信念は、令和の時代もまた次の時代も決して変わることはないと確信しています。
「頑固に真面目な“ものづくり”」の気持ちを決して忘れることなく、これまで培った経験とノウハウを礎に、これからの建築の在り方を考え、私たちはさらなる革新と挑戦を続けて参ります。
どうぞ、皆様方のより一層のご支援ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役専務 博士(工学) |